第30号(2010年7月15日号)

目次

明治前期の仙台・東京間の旅程について

<質問>

明治前期の仙台・東京間の旅の経路、必要日数、費用を知りたい。

 

<回答>

『宮城県史 第5巻:地誌交通史』

陸運、鉄道、海運等交通史に関する概略が掲載されています。例えば、東北本線の東京仙台間開通は明治20年で、それ以前は、海運か人馬である旨紹介されています。

『明治日本旅行案内 上巻』

p.31「旅宿」に「料金は地域によって異なるが1人につき最低二十銭から三十五銭の間である。」との記載があります。

『明治日本旅行案内 下巻』

pp.236~237「東京から奥州街道を経て青森へ」に、日本橋から仙台までの里程の記載があります。

p.238に「「定期馬車」浅草雷門前の手塚社の事務所から宇都宮へ、午前5時に出発し午後十一時に到着する。片道運賃はニ円二十四銭。貸切馬車は十八円。宇都宮から白河へ毎日便があり、片道一円八十銭。」との記載があります。

p.246「白石から仙台へ」に「仙台行きの馬車便が午後一時頃に出発しており、片道料金は一円二十銭である。」との記載があります。

  

<参考資料>

『宮城県史 第5巻:地誌交通史』宮城県史編纂委員会編(宮城県 1960年)

『明治日本旅行案内 全3巻』アーネスト・サトウ編著(平凡社 1996年)

 

<回答日>

2008/7/3

 

↑目次にもどる

汽船「登米丸」について

<質問>

北上川を航行していた登米丸という汽船について載っている資料はあるか。

 

<回答>

『覚書北上川の汽船時代』

pp.64-71に「登米汽船のこと」という項目があり、登米汽船や登米丸についての概略や要目、写真も掲載されています。

 

『みやぎ北上川今昔』

pp.74-81に「北上川と川蒸気船」の項があり、登米丸については写真や航路についての記述があります。

 

『日本船名録』

当館所蔵の1912(明治45)年刊行分のp.34に登米丸の記載がありました。該当部分を抜粋します。

「登簿船 汽船番号/五五一四 信号符字/JKCB 船名(原名)/登米丸 資格/四 船質/木 噸数・総/六一 噸数・登簿/三五 尺度・長/七三、四 尺度・幅/一一、一 尺度・深/三、五 甲板/一 二重底/― 製造・年月/三一、五 地名/陸前、石巻 汽機/外単複一 汽圧/一〇〇 船籍港/陸前、石巻 所有者/木村とよ」

 

<参考資料>

『覚書北上川の汽船時代』武田泰著(武田泰 2006年)

『みやぎ北上川今昔』みやぎ北上川の会[編](みやぎ北上川の会 [1997年])

『日本船名録』運輸通信省海運総局[編](帝国海事協会 1912年)

 

<回答日>

2008/6/29

 

↑目次にもどる

ご利用にあたって

■レファレンス事例は、質問者のニーズ、サービス提供時の状況によって回答内容が異なる場合があります。事例はあくまで過去のサービスの記録であり、新しい情報源の登場により、内容必ずしも適切でなくなることもあります。ご利用にあたっては、この性格を十分にご理解いただいた上で、有効にご活用ください。

※なお、この「レファレンス事例集」について無断転載はご遠慮ください。この事例集へのリンクを貼ることおよび図書館等でプリントアウトし活用することについて許諾は不要です。

レファレンス協同データベースの紹介

宮城県図書館のレファレンス事例は国立国会図書館レファレンス協同データベースにも登録しておりますのでご利用ください。次の検索窓から検索していただくこともできます。

レファレンス協同データベースは、全国の公共図書館・大学図書館・専門図書館等と協同で構築しているレファレンス事例のデータベースです。

宮城県図書館提供事例をフリーワードで探す(キーワードを入力しない場合は一覧表示されます)

※検索結果以降はレファレンス協同データベース内に遷移します。宮城県図書館のサイトに移動したい場合は、お使いのブラウザの「戻る」ボタンをご使用ください。

宮城県図書館

〒981-3205

宮城県仙台市泉区紫山1-1-1

TEL:022-377-8441(代表) 

FAX:022-377-8484

kikaku(at)library.pref.miyagi.jp ※(at)は半角記号の@に置き換えてください。