第27号(2010年5月30日号)

目次

松尾芭蕉「野ざらし紀行」

<質問>

松尾芭蕉の絵入りの「野ざらし紀行」を読みたい。

『芭蕉文集 去来抄』(小学館「完訳 日本の古典」)の解説によると「芭蕉真蹟絵巻」となっていた。

 

<回答>

下記資料2点に絵入りの「野ざらし紀行」(甲子吟行 かっしぎんこう)が掲載されています。

 

『芭蕉真蹟』p.87に「甲子吟行画巻(抜粋)」があります。

『図説日本の古典14(芭蕉・蕪村)』p.41に「芭蕉自筆自画『甲子吟行画巻』」があります。

 

<参考資料>

『芭蕉真蹟』松尾芭蕉(学研 1993)

『図説日本の古典』白石悌三(集英社 1988)

 

<回答日>

2008/2/28

 

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宮城県旧国名を冠した碑について

<質問>

宮城県の旧国名と旧国名を冠した古い碑(上州三碑のような碑)があれば,所在地,由緒等を知りたい。

 

<回答>

『宮城名数と古碑』所収『三訂宮城名数』(東北大学附属図書館研究年報20別刷)に以下の記述があります。

p.8 《奥州三碑(一名宮城三碑・宮城の三筆)。多賀城碑(多賀城市)。頼賢碑(一名御(雄)島碑。松島)。蒙古碑(一名。燕沢碑。燕沢)。》

 

『宮城県百科事典(昭和57年)』に以下の記述があります。     

p.649 《たがじょうひ 多賀城碑 多賀城市市川字田屋場の多賀城南門跡の内側, 県道に添う標高約17mの丘の上にある。(前略)724年(神亀元)大野東人が多賀城を築き,762年(天平宝字6)修造したことを記し,併せて立碑の時をも示している。(後略)》

 

p.1038 《もうこのひ 蒙古之碑 仙台市燕沢の善応寺境内にある。宋の帰化僧円覚寺開山祖元によって文永・弘安両役で戦没した元軍の亡魂を弔うため, 弘安年間(1285年前後)建立したと伝えられ「大乗妙典一字一石之碑」という。(後略)》

 

p.1087 《らいけんのひ 頼賢之碑 (前略)松島雄島にあり瑞巌寺所有。1307年(徳治2)に匡心,孤連らが師の松島雄島妙覚庵主頼賢の徳行を後世に伝えようとして建てたもの。(後略)》

 

<参考資料>

『宮城名数と古碑』 矢島玄亮著(昭和)

『宮城県百科事典』 河北新報社編(河北新報社 1982)

 

<回答日>

2008/7/3

 

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