第7号(2009年7月15日号)

目次

「ため口」ということばの語源

<質問>

「ため口」ということばの語源を知りたい。

 

<回答>

「ため」とは博打用語で同目のこと。転じて「五分五分」→「対等」「同年」などの意味になった。そこから対等なことばづかいや親しくないのになれなれしく話すことをいうようになった。

 

<回答プロセス>

ため口は若者言葉で「ため語」とも言う。「ため口」で辞書を引いても意味しか載っていないことがあるが、「ため」で調べるともとは博打用語が語源であることが分かった。

 

<参考資料>

『日本俗語大辞典』(米川明彦 東京堂出版 2003)

『広辞苑』第5版(岩波書店 1998)

 

<回答日>

2005/12/28

 

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バンジージャンプの起源や風習について

<質問>

バンジージャンプの起源や風習について知りたい。

 

<回答>

バヌアツ共和国ペンテコスト島の伝統儀式で行われる空中ダイブ「ナンゴル」がルーツのひとつと言われる。(「地球体験紀行」39 バンジージャンプ(『河北新報』2003.10.1)『世界のスポーツ』5(友添秀則 学研 2005)より。)

 

<回答プロセス>

スポーツ、ニュースポーツおよび雑誌記事のデータベース、KD(河北新報データベース)で検索したところ、資料がみつかった。「地球体験紀行」に記事は現地で「ナンゴル」の様子を取材したもの。『世界のスポーツ』は子ども向けの資料だが、ルーツに関する逸話がある。

 

<参考資料>

『河北新報』2003.10.1

『世界のスポーツ』5(友添秀則 学研 2005)

 

<回答日>

2005/12/28

 

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