平成15年度 第1回宮城県図書館協議会 会議録
1 日時及び場所
- 平成15年6月5日(木)午後1時30分から午後3時45分まで
- 宮城県図書館 2階研修室
2 出席者
- 出席者 秋月治委員、池田規子委員、太田四郎委員、小田忠雄委員、小野寺健委員、齋藤雅英委員、紅邑晶子委員
- 欠席者 関口怜子委員、永野為和委員、二瓶瑠璃子委員
3 事務局出席者の職氏名
- 館長 伊達宗弘 副館長 三浦修三 企画管理部長 板橋正春
資料奉仕部長 早坂信子 副参事兼次長 櫻田重敏 副参事兼次長 高木治夫
次長兼班長 菅原泰博 次長兼班長 小畑幸彦 主任主査兼班長 井上正典
主任主査 増田正明
4 開会
- 司会者、櫻田副参事が本日の協議会は定数を満たしたので、有効に成立した旨を告げ開会を宣言した。
5 挨拶
- ○齋藤会長
- 今回の地震では、文化財としての図書館資料の保存・伝達の重要性を改めて認識させられた思いです。内部的にはいろいろと障害が発生したようですが、けが人がでなかったことがなによりです。
本日は、資料の保存に直接かかわってまいります「保存していく対象の資料とは何か」という非常に大事なところなので、従来どおり活発な御意見をお願いいたします。 - ○伊達館長
- 5月26日の三陸南地震におきまして、宮城県図書館は建物に大きな被害を出し、当分の間、臨時休館という事態になりました。幸い、休館日だったので人的な被害がなく、また、図書館が主体となって強力に復旧工事のスケジュールを管理・進行したことによって、6月17日から開館できることになりました。今後とも防災意識の向上に心がけてまいりたいと思います。
さて、宮城県図書館においては、「22世紀を牽引する叡智の杜づくり」をキャッチフレーズに、新しい試みをとおして、文化の振興にも幅広く貢献、輝く宮城を内外に発信していくことと致しておりますので、今後ともよろしく御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
本日は「県民の要求に応える資料及び情報の収集方策等の在り方」について御審議いただくことになっております。忌憚のない御審議を賜りますようお願いいたします。
6 議長選出
- 齋藤会長を選出。
7 会議録署名委員の指名
- ○議長
- 小野寺委員を指名します。
8 傍聴について
- ○議長
- 本日の協議会の傍聴希望者が1名おり、傍聴要領に基づき傍聴を許可してよろしいか、議場に諮ったところ満場一致で承認された。
9 議題
(1)報告事項
- ○議長
- 平成15年度主要事業及び平成14年度利用状況について事務局から報告願います。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 別紙資料により報告。
- ○議長
- 御質問等がございましたらよろしくお願いします。
- ○太田委員
- 一日当たりの平均入館者数、個人貸し出し冊数が昨年度より増加していますが、理由はどの当たりにあるのでしょうか。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 昨年度は特別展示会及び講座の開設等がありまして、それで増加したと考えられます。また、貸し出し冊数は、児童書・視聴覚関係のものが増加しておりまして、昨年度からDVDも利用できるようになったことが、若干影響しているのかと思います。
- ○事務局(井上利用サービス班長)
- 児童書の貸し出しが増加しているとのことですが、学校週5日制の導入で、土曜日の利用が増加したのが、一つの要因かと思います。
- ○議長
- 今の質問に係わって、私からよろしいでしょうか。一日のうちで最大の入館者数とその時間帯について教えてください。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 手元に資料がないので、後ほど報告します。
- ○議長
- 子どもの読書推進法の方策について、県レベルではどのようになっていますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 今年度末までに、宮城県の推進計画が策定される予定となっています。
- ○紅邑委員
- 15年度の主要事業にどの予算が使われているのですか。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 企画広報費の予算の中に主催事業に要する経費がありまして、その経費であまり予算をかけないで実施しています。
- ○紅邑委員
- 結構たくさんの事業をやっているので、どれぐらいのお金をかけてやっているのかと思いました。少ない予算でいろいろな事業をやっていることが分かりました。
- ○議長
- 企画広報費の予算で、すべての事業をやっているのですか。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 個別の事業ごとに支出内訳を説明。
- ○議長
- 紅邑委員それでいいですか。
- ○紅邑委員
- たくさんの事業を少ない予算でやっていることは良いことだと思いますが、予算をかけないことで事業の内容はどうなのかと思いまして、実際にこちらにある資源を使ってやっていることが分かりましたので、了解しました。
- ○議長
- 質は落としてないということですよね。
- ○議長
- もう一つだけ私から、公共図書館初任者研修会ですが、これは新任の図書館長の研修会ですか。
- ○事務局(板橋企画管理部長)
- 新任の図書館長を含めての研修会です。
(2)協議事項
- ○議長
- それでは、協議事項に入ります。1.「県民の共有資源としての蔵書の在り方」について事務局から説明願います。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 別紙資料により説明。
- ○議長
- ありがとうございました。全体が4つの項目からなっておりまして、今説明のありました「図書館をめぐる社会状況」、次に「宮城県図書館の資料収集方針」、その次が「県民の要求と資料選定基準」、その次が「資料及び情報の収集方策の在り方」、この4つの柱からなっています。それでは4つの項目を1項目ごとやっていきますので、今説明のありました「図書館をめぐる社会状況」について御意見、御質問等がございましたらお願いします。
- ○小野寺委員
- 非常にまとまっているかと思いますが、県民という主人公が見えにくいと感じます。宮城県民を巻き込んでいけるようなかたちでの報告ができないのかと思います。それと、宮城県図書館のホームページの在り方も少し方針として出していただければ非常に良いと思います。
- ○議長
- 今の件については、後で出てきますよね。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 3番目の「県民の要求と資料選定基準」のところで触れてあります。
また、小野寺委員御指摘の宮城県らしさの表現を考えたいと思います。 - ○議長
- できるだけ反映させてくださいね。
- ○議長
- 私の方から資料及び情報の収集、整理、保存及び提供について計画的に連携、協力を図るとありますが、資料の収集については、実際に宮城県図書館ではどのようになっていますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 特に逐次刊行物につきましては、宮城県図書館が最終保存図書館ということで、1年保存で廃棄するところを宮城県図書館では、すべて保存しています。
- ○議長
- そうですか。ほかにありませんか。
- ○秋月委員
- インターネットが普及してきていますが、他館との蔵書のデータベースの共有はできないのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- MY−NETというシステムがありまして、県内市町村図書館のOPACでインターネット上公開している蔵書については、横断的に検索できます。それから、まだインターネット上公開していない図書館では、ISBNという図書特有の流通番号がありまして、それを集めて集積したISBN総合目録を活用して間接的に検索できます。それからもう一つ全国的なネットワークとして、国会図書館を中心とした全国総合目録データベースがあります。全国の主な都道府県及び一部の政令指定都市の図書館で相互貸借ができるようになっています。また、学都仙台OPAC、東北大学が公開している在仙の大学図書館のインターネットOPACに宮城県図書館がつながっていますので、近隣の大学と一緒に横断検索ができます。
- ○議長
- ありがとうございます。館長さんどうぞ。
- ○伊達館長
- いまのに宮城大学は入っていないのですね。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 入っておりません。
- ○議長
- あと、ほかにございませんか。
- ○議長
- 公貸権について、国レベルではどのような状況になっていますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 著作権法の審議会で再三話題となっていますが、正式にはまだ認められていません。
- ○議長
- 著作権法の大幅改正は、差し当たり何年あたりになりますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- ここ一、二年毎年改正されていますので、徐々に改正されていくものと思われます。
- ○小田委員
- 公衆送信可能化権については、まだ法律になっていませんよね。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 公衆送信可能化権については、平成9年に認められました。公貸権については審議中です。
- ○議長
- 公衆送信可能化権について簡単に説明してください。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- インターネット上に情報を載せているだけで著作者の著作権(この場合、送信可能化権)が働くので、勝手にインターネット情報を図書館でコピーしたり、ダウンロードできないというものです。
- ○議長
- ほかに何かありませんか。
- ○太田委員
- 学校サイドから申し上げますと、読書環境とは本を読むような雰囲気といいますか、読書指導も含めて、そのようなことも含まれてくると思われます。読書環境と言った場合、それらがどのような位置づけになりますか。それともう一つ、電子図書館というものは、既に存在するのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 電子図書館という言葉は、例えば国会図書館のホームページの中にありますし、各大学の中でも著作権のクリアした資料を電子化し、ホームページ上で内容が読めるようにしたものがいくつかあります。また、民間ですが青空文庫のように著作権の失権した死後50年以上たった作家のものについて、テキストに打ち込んでインターネット上に掲載しているところもあります。
- ○池田委員
- 仙台市でも地元の作家を中心に著作権の失権したものについて、電子化し提供するということをメディアテークで行っています。
- ○太田委員
- ありがとうございました。読書環境については後ほどお願いします。
- ○議長
- そのほかになければ次に進みたいと思います。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 2.「宮城県図書館の資料収集方針」について、別紙資料により説明。
- ○議長
- ありがとうございました。
私のほうから、実際に県立図書館に必要な資料は、今、一年に7万冊種類以上出版されていてどれぐらいですか。 - ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 各図書館によって目標数値は違いますが、60%くらい必要かと思います。
- ○議長
- ほかにありませんか。
- ○紅邑委員
- 北東地域に関する資料の収集とありますが、その中に地域性を反映しているものも含まれるのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 含まれます。地域に係わりの深い郷土資料につきましては、報告書、行政資料含めまして網羅的に収集するということになっておりまして、絶えず目を光らせております。
- ○議長
- よろしいですか。ちなみに仙台市の場合どういう資料収集方針をとっていますか。
- ○池田委員
- 仙台市には7つの図書館がありまして、7館でそれぞれ役割分担をして資料を収集しております。利用者のリクエストが館によって違いますので、7館でそれぞれ特色のあるコレクションを持つということは困難な状況です。
- ○議長
- ほかに何かありますか。
- ○小田委員
- 本館所蔵の資料に関連した本を集めるのも良いのではないですか。例えば、宮城県図書館には伊能図があると思いますが、伊能忠敬に関するものを北東地域に関係しなくても、間接的に関連しているものをできるだけ集めたら良いのではないですか。また、宮城県図書館の資料を利用して著作をされた方には、その著書を寄贈してもらうことも必要かと思います。
- ○伊達館長
- 宮城県図書館の資料を利用した方々には、必ず著作物を頂くことにしています。また、長い年月のスパンの中で欠けているものを、司書の人たちが計画的に追っていって補充をして充実を図っております。
- ○池田委員
- 宮城県には公文書館というものはあるのですか。
- ○伊達館長
- ございます。榴ヶ岡にありました前の宮城県図書館です。
- ○池田委員
- 公文書館との住み分けはどのように考えておりますか。
- ○伊達館長
- 基本的に公文書館は明治以降のものを中心に総括的に集めております。それ以前のものは図書館で保存しています。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 補足します。公文書館で現在所蔵している明治・大正期のものの大半は、公文書館が設立された一昨年、宮城県図書館から移管したものです。
- ○池田委員
- 分かりました。
- ○議長
- 文書収集方針での住み分けはあるのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 現時点ではありません。
- ○伊達館長
- 公文書館というのは、法律に基づいて設置されたもので、集めるものは決まっております。
- ○議長
- 現行の収集方針を改正する場合の手続きはどうするのですか。専門会議のようなものでやるのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 当協議会で委員の皆様の意見を頂戴して反映させることができます。
そのためにも、収集方針の第4の「北東地域」に関する資料について、是非御意見を伺いたいと思います。 - ○小野寺委員
- 北東地域と言いますとかなり広い地域を指しますので、もう少し宮城県に特化した収集方針でも良いのではないでしょうか。また、先ほど事務局から昨年度の入館者数が増加した要因として、DVDなどの視聴覚資料の存在があると報告がありましたので、これからは映像ということを少し考えていただいて、そのような資料を収集してはどうでしょうか。例えば、放送局からニュースに関するものを寄贈していただいて、宮城県図書館で見られるような状況、または、貸し出しできる状況にしていただけると良いと思います。それと、市町村合併の記録を映像として残しておくことが、後から役に立つと思いますので、映像という意味を少し強調していただけると良いと思います。
- ○事務局(井上利用サービス班長)
- 昨年度から、昭和29年度から宮城県が作成した「宮城県政ニュース」という映像資料をデジタル化してDVDに録画し、館内で視聴できるようにしています。全部で二百数本あり、それらの目録を作って提供できるように準備しています。
- ○小野寺委員
- 県政ニュースというのは、宮城県が作ったものですか。
- ○事務局(井上利用サービス班長)
- はい。
- ○小野寺委員
- それは財産だと思いますので、宮城県図書館で所蔵していることを公表していただきたいと思います。
- ○事務局(井上利用サービス班長)
- 内容も含めて公表できるようにしたいと思います。
- ○秋月委員
- 県議会のニュースで宮城県が制作したものを見たことがないのですが。
- ○伊達館長
- 本庁では、議会開催中は見ることができます。
- ○三浦副館長
- インターネットでも流しております。
- ○議長
- ありがとうございました。それでは、次に移りたいと思いますが、一つだけ私から、4ページ目の下から2行目に「住民の合意を得て」とありますが、例えば、どのような方法のことを考えていますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 資料収集方針を公表して、多くの方々から御意見等をいただくという方法。また、当協議会の審議の中で合意を得ていくという方法もあると思います。
- ○議長
- ほかになければ、次に進めさせていただきます。3.「県民の要求と資料選定基準」について、事務局お願いします。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 別紙資料により説明
- ○議長
- ありがとうございました。御意見を頂戴したいと思います。
- ○紅邑委員
- 資料の中に「住民」、「県民」、「利用者」とそれぞれ表記されていますが、統一しなくていいのですか。
- ○議長
- 事務局で検討していただけますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- はい、検討します。
- ○紅邑委員
- 他館との連携がうまくいけば、そんなに資料が必要にならなくなり、環境に配慮したことになると思います。そのような点を入れることはできないのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 時間の観点の問題だと思います。宮城県図書館にすべての資料がたくさんあって、市町村の図書館に少ない資料しかないといった場合、利用者の方が順番を待っている余裕があるかどうかだと思います。御指摘の点については、何らかのかたちで活かしたいと考えておりますが、どのような表現がよいのかちょっと難しいですね。
- ○議長
- ほかにありませんか。
- ○太田委員
- 資料の1ページ目にベストセラーの大量購入とありますが、仙台市の場合、7館あり、1館につき1冊ずつ購入するというやり方をしているのですか。
- ○池田委員
- 具体的な数値基準はないです。
- ○太田委員
- 現実的にベストセラーの大量購入となりますと、どの程度のものを想定しているのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 今回のテレビで取り上げたのは、東京都町田市立ですが、例えば、分館がたくさんある町で、各館で20冊買うと10館で200冊となりますし、20館近い分館を持つ自治体だと数百冊になることもあったといわれています。リクエストが数人入ると1冊購入するというように自動的に購入していた経緯もあったと聞いております。
- ○小野寺委員
- その後、本の行方はどうなっているのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 当時、年間数十万冊除籍と報道されていた都道府県もありましたので、保存用の何冊かを残し、ほとんどが除籍になると思われます。
- ○小野寺委員
- 除籍という概念が分からないので教えてください。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 廃棄処分されるのですが、いろいろありまして、市民のリサイクル本として一人10冊まで持ち帰り自由という図書館もたくさんあります。
- ○小野寺委員
- 宮城県図書館では除籍する本をどうされているのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 宮城県図書館の場合、原則的に除籍はしないです。ただし、大量の寄贈の申し出があった時に、重複資料を学校図書館に譲ることはあります。
- ○太田委員
- 学校図書館に譲る場合は、公募でもするのですか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 今までの実績ですと、宮城野高校が新設されたとき、最大規模で資料を譲ったことがあります。それと、蔵書が古くて生徒たちが読む本がないといった相談には個別に応じています。
- ○議長
- システムを何か考えなければいけませんね。
- ○議長
- それでは、4番目の「資料及び情報の収集方策の在り方」について、事務局説明願います。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 別紙資料により説明
- ○議長
- ありがとうございました。何かございませんか。
- ○秋月委員
- ユーザーとして、安い本は自分で購入し、二、三年で使えなくなる高価な本は図書館においてほしいという希望があります。宮城県図書館としてその当たりをどのように考えていますか。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 一般に研究者というのは、使わない資料はないといってよいので、宮城県図書館としては、複本は買わないこととして、できるだけたくさんのタイトル数を保存しておくようにしています。寿命が短いと考えられるものでも長い目でみれば社会的に需要があると考えています。
- ○議長
- 小田委員、今の件について何か。
- ○小田委員
- 自然科学は分野によって本当に寿命が短いですね。しかし、10年、20年あるいは50年経ちますと、こんどは科学史のほうから大事になりますね。そのような意味で大学図書館でも捨てないようにしています。
- ○議長
- ほかにありませんか。全体的な部分でもかまいませんので。 資料の7ページ目に外国語資料の収集とありますが、実際に、仙台市の図書館ではどのようになっていますか。
- ○池田委員
- 仙台市の場合、国際センターの中に図書室がございまして、そちらに保存してあります。
- ○議長
- 市町村図書館等の要求に十分応えられる資料を、宮城県図書館では収集するとありますが限界はありますよね。
- ○事務局(早坂資料奉仕部長)
- 昨今資料費が減ってきていますのでそのようなケースが多いと思いますが、利用者からしてみればここで応えてほしいという要望が強いですから、今まで資料寄贈依頼していなかったところにも依頼し、努力して応えていきたいと思います。
- ○議長
- それでは、皆様の御意見を頂戴しましたのでこれを事務局で整理してもらい、次回、再度検討していくということで本日は終了したいと思います。
10 その他
- ○議長
- 事務局にお返しします。
- (事務局から次回日程について提案があり、9月4日(木)の午後1時30分から午後3時30分までとすることが了承された。
- ○議長
- それでは、これで議事のすべてを終了させていただきます。ありがとうございました。
11 閉会(櫻田庁副参事)
- 長時間にわたり活発な議論をいただきまして誠にありがとうございました。次回もよろしくお願いします。これで、協議会の一切を終了いたします。